ピラティスとヨガの違いとは?整体の視点を交えてわかりやすく解説
- Staff
- 6月27日
- 読了時間: 4分

「ピラティスとヨガって何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
この記事では、整体の視点を交えて両者の明確な違いを解説します。
どちらも身体に良いとされますが、目的やアプローチが異なります。自分に合った方法を選ぶためにも、正確な知識を身につけておきましょう。
【この記事を読んでわかること】
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ピラティスとヨガの目的の違い

まず、大前提として両者の発祥と目的が異なります。
ヨガは古代インド発祥の修行法で、「心と身体の調和」や「精神的な安定」を目的にしています。
呼吸とポーズ(アーサナ)を組み合わせて、自律神経を整えたり、リラックス効果を得たりすることが重視されます。
一方、ピラティスは20世紀初頭にドイツ人のジョセフ・ピラティス氏によって開発された「身体の機能改善」を目的としたエクササイズです。
姿勢改善や体幹強化、正しい動作パターンの習得を重視しています。
呼吸法の違い

ヨガの呼吸は「腹式呼吸」が中心です。副交感神経を優位にし、リラックス状態を促します。
対してピラティスの呼吸は「胸式呼吸」が基本です。胸郭を広げることで、動作中も体幹の安定性を保つことができ、運動中のインナーマッスルの活性化にもつながります。
整体の視点で見ると、この呼吸法の違いは肋骨の動きや内臓の可動性にも影響します。
ピラティスでは動きながら胸郭を広げるため、固くなった肋骨や横隔膜の機能に対してアプローチしやすいのが特徴です。
動きと目的の違い

ヨガの動きは静的(ポーズを保つ)なものが多く、筋肉の柔軟性を高めたり、内観を深めたりするのが目的です。
リラクゼーションに近い要素があり、「今ここにいる自分」に意識を向けるマインドフルネス的な側面が強いです。
一方、ピラティスの動きは動的(筋肉を意識して動かす)で、体の動きの質や左右差の改善に重きを置いています。
背骨の動き・骨盤の安定・内臓のサポート力など、動きの中で整えていくのが特徴です。
当店が提供する整体とも親和性が高く、ピラティスでは「自分で身体を整える力を育てる」アプローチができるのが魅力です。
整体視点で見る「身体の調整」

整体では、筋肉だけでなく、内臓や脳の働きに着目し、不調の根本原因にアプローチします。
当店の整体は全員が医療系国家資格を有しており「バキボキしない」やさしい手技を用い、身体全体のバランスを整えることを目指しています。
そのうえで、ピラティスを取り入れると、整体で整えた身体を「維持・安定化」させることが可能になります。
特に、以下のようなケースにおいて効果的です。
姿勢の歪みを自覚している
不調が再発しやすい
呼吸が浅く、疲れやすい
内臓疲労や冷えを感じやすい
このような状態に対して、ピラティスで深部筋を活性化し、整体で神経系や内臓の調整を行うことで、体の内と外のバランスを整えていくことができます。
ヨガはどんな人に向いている?
ヨガは、心身を整えることを重視したい方に向いています。
以下のような方におすすめです。
リラックスしたい
自律神経を整えたい
心の安定を求めている
柔軟性を高めたい
ただし、柔軟性の高すぎるポーズや無理なストレッチは、関節や筋肉に負担がかかる可能性もあります。目的に合わせて、安全に行うことが大切です。
ピラティスはどんな人に向いている?
ピラティスは、身体の使い方を根本から見直したい方におすすめです。
姿勢を整えたい
肩こりや腰の不調を予防したい
運動が苦手だけど自分で体を整えたい
呼吸や体幹を鍛えたい
当店で整体で整えた後にピラティスを取り入れると、「整った状態を自分で維持する力」が高まるため、相乗効果も期待できます。
まとめ:目的に応じて選ぶことが大切
ピラティスとヨガには、それぞれ明確な違いがあります。
比較項目 | ピラティス | ヨガ |
発祥 | ドイツ・近代 | インド・古代 |
主な目的 | 機能改善・体幹強化 | 精神安定・自律神経調整 |
呼吸法 | 胸式呼吸 | 腹式呼吸 |
動き | 動的(動きながら整える) | 静的(ポーズを保つ) |
整体視点では、体を整える=外から整えることと、自分で動いて整えることの両方が大切です。
当店では、整体で身体の状態を評価・調整し、そのうえでピラティスを提案することも可能です。
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