【解説】肩こりと呼吸の関係性|肺・神経・ストレスとの意外なつながり
- Staff
- 8月12日
- 読了時間: 3分

ただの肩こり、実は「呼吸」や「肺の働き」も関係しているかもしれません。
「肩の筋肉をいくらほぐしてもスッキリしない…」
「呼吸が浅くて疲れやすい…」
その背景には、肺や自律神経、メンタルストレスが複雑に絡んでいることも。
【この記事でわかること】
・肩こりと呼吸、肺とのつながり ・呼吸の浅さが自律神経やストレスとどう関係するか ・呼吸や姿勢を整えるための考え方 |
肩こりと呼吸のつながり|表面的なコリだけじゃない

「肩がこる=筋肉が硬い」というイメージが強いかもしれませんが、実際はそれだけではありません。
肩や首には、呼吸をサポートする「補助呼吸筋」が多く存在します。
僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋など:姿勢保持と同時に呼吸にも関与
肺の動きが悪くなると、これらの筋肉が無意識に頑張る → 肩こりへ
つまり、呼吸が浅くなっていると肩の筋肉が“代わりに働きすぎて”しまうのです。
肺と神経、メンタルストレスの関係性

■ 自律神経と肺の関係
肺は自律神経(交感神経と副交感神経)の影響を強く受けています。
緊張・不安・焦り → 交感神経が優位 → 呼吸が浅く速くなる
リラックス時 → 副交感神経が優位 → 呼吸がゆったり深くなる
慢性的なストレス状態では、交感神経が過剰に働き、呼吸のリズムが乱れがちに。
この乱れが、肺の働きを制限し、肩や首の筋肉へ負担をかける原因になります。
■ 肺と感情のつながり(東洋医学的視点)
東洋医学では、「肺は悲しみ・憂いと関係が深い臓器」とされています。
慢性的なストレスや抑圧された感情は、呼吸の浅さや胸のこわばりとして現れやすく、これが肩こりや首の緊張にもつながります。
■ 呼吸と筋肉の連動
呼吸は、胸郭や横隔膜だけでなく、体幹の筋肉・骨盤底筋・背中の筋肉とも連動しています。
呼吸が浅い → 体幹が不安定 → 姿勢が崩れる
姿勢が崩れる → 肩や首の筋肉でバランスを取ろうとする → 肩こり悪化
このように、肺・筋肉・神経は「チーム」として働いており、どこかに不調があると全体がバランスを崩すのです。
呼吸を整えるために大切なポイント

肩こりや呼吸の浅さを改善するためには、胸郭や横隔膜がスムーズに動く状態をつくることが重要です。
胸を開くストレッチ
横隔膜を意識した深呼吸(鼻から吸って口から吐く)
姿勢を保つための体幹トレーニング
また、呼吸と姿勢は自律神経や感情にも影響します。
リラックスできる呼吸パターンを日常生活に取り入れることで、心身の緊張をほぐしやすくなります。
呼吸・肩こりのセルフチェック

✅ 呼吸が浅く、胸だけで吸っている感じがする
✅ 寝ても疲れが取れない
✅ ストレスがあると肩に力が入りやすい
✅ 大きなため息がよく出る
これらに当てはまる方は、「肺まわり」の動きやストレスが肩こりに関係している可能性が高いです。
まとめ|呼吸が整うと、肩も心も軽くなる
肩こりは、単なる“肩の問題”ではありません。
肺、呼吸、自律神経、そして感情やストレスが複雑に絡み合って起きる現代人特有の症状とも言えます。
だからこそ、表面的なケアだけでなく、呼吸や肺にまつわる全身のバランスを見直すことが大切です。
まずは身近な呼吸から、自分の肩こりを見直してみませんか?
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